引越しの際の家財道具の処分方法は?

引越しの際に忘れてはならないのが、不用品の処分です。特に、たんすやベッドなどの大型家具を処分する際には、手間だけでなく費用や時間もかかります。不用品を減らしておくと引越しの際に荷物が少なくて済みますので、早い段階から計画的に行うことが大切です。


家財道具などの不用品を処分する主な方法は、下記の7つです。

  1. 引越し会社に処分を依頼する
  2. 粗大ごみ、もしくは解体して通常ごみに出す
  3. 不用品回収会社に依頼する
  4. リサイクルショップに出す
  5. フリマ・オークションに出す
  6. 知人や友人に譲る
  7. 家電などは買い替え時の引き取りサービスを利用する

引越し会社の中には不用品を処分してくれたり、有用なものは買取をしてくれたりするケースもあります。この方法であれば引越し当日に処分を済ませられるので、手間はかかりません。


自分で処分する方法としては、自治体の粗大ごみに出したり、不用品回収会社に依頼して引き取ってもらったりする方法があります。どちらも有料ですが、自治体の粗大ごみに出す方が比較的安く済みます。


その他の方法としては、リサイクルショップに持ち込んだり、フリマやオークションに出品したりするといった方法があります。ただし、何でも必ず引き取ってもらえるわけではありません。ものによってはなかなか処分できない可能性もあるので、時間に余裕がない場合には向いていないでしょう。


まだ使えそうなものであれば知人や友人に譲るほか、冷蔵庫や洗濯機などの家電を処分する場合は買い替え時の引き取りサービスを利用するとスムーズです。

家財道具を処分する際にかかる費用はどれくらい?

家財道具を処分する際にかかる費用は、依頼先によって異なります。コストがもっとも安いのが自治体で、その次が引越し会社・不用品回収会社になるでしょう。引越し会社や不用品回収会社は会社によって料金が異なるので、処分する家財道具が多い場合などは各会社のサービス内容を比較したうえで選ぶことが大切です。


依頼先ごとにかかる費用をシミュレーションした結果が、こちらになります。

自治体不用品回収会社
ソファ
(サイズによって異なる)
800円~2,000円3,980円~
たんす400円~2,000円4,980円~
ベッド1,200円~2,000円3,980円~
※自治体は東京都でもっとも人口が多い世田谷区でシミュレーション

※不用品回収会社で単品での回収の場合


上記はあくまでも参考値ですが、不要品回収会社の場合、収集・運搬料などが別途かかるケースがあります。また、処分したい家財道具は1つだけという場合は、割高になってしまうことも考えられますので、あらかじめ見積りなどで確認するようにしましょう。

運べない家具や部屋から出せない大型家具はどうしたらいい?

ドアを通らないほどの大きい家具などの場合は、自力で何とかしようとせず、専門の会社に任せるのが安心です。引越し会社や不用品回収会社のスタッフは、大型の家財道具を安全かつスムーズに搬出することが可能です。


床や壁を傷つける恐れがあったり、構造が複雑で解体作業に時間がかかったりするものは、あらかじめ専門の会社に連絡して自宅での引き取りや買取が可能か確認するようにしましょう。


木製の家具で解体して小さくなるものであれば、自分で解体し、自治体の可燃ごみ・不燃ごみに分類して処分することが可能です。そうなれば不用品を回収してもらう必要もないので、費用を抑えたい方は検討してみましょう。

家財道具の処分は計画的に行おう

家財道具の処分を依頼しても、希望している日までに回収できるとは限りません。不用品回収会社の中には即日回収を行っている会社もありますが、自治体の不用品回収サービスを利用する際や、繁忙期に回収を依頼する際などは、あらかじめスケジュールに余裕をもって計画的に準備するようにしましょう。


また、不用品回収会社を利用する際は、事前に会社のホームページで「一般廃棄物収集運搬業」の許可をとっているかどうかをチェックしておくことが大切です。口コミなどで実際に利用した人の評判を確かめておくなど、信頼できる会社かどうかの確認も忘れずに行いましょう。



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